自民、2つの議員グループが安倍氏を「永久顧問」に 路線継承
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遺志を引き継ぎ、安倍氏が生前掲げた政策の実現を目指す方針を再確認した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 29, 2022
安倍晋三元首相が生前に携わった自民党の2つの議員グループが29日、党本部でそれぞれ会合を開き、ともに安倍氏を「永久顧問」とすることを決めた。両グループは遺志を引き継ぎ、安倍氏が生前掲げた政策の実現を目指す方針を再確認した。
神社のしめ縄などに使われる産業用大麻の振興を目指す「産業や伝統文化等への麻の活用に関する勉強会」は29日、最高顧問だった安倍氏の死去後、初となる会合を開いた。安倍氏の求めで会長を引き受けた森山裕選対委員長が「この勉強会は安倍氏が大変強い思いを持っていた。その思いを受け継ぐことが大事なことだ」と呼びかけた。
一方、安倍氏が顧問を務めていた勉強会「保守団結の会」も、同日党本部で会合を開いた。冒頭、共同代表を務める高鳥修一衆院議員が安倍氏を「永久顧問」とすることを報告し、出席議員らが拍手で了承した。
同会は3日にも会合を開き、憲法改正や教育、財政などの各分野で「戦後レジーム」からの脱却を目指した安倍氏の路線を推進する方針を確認していた。
29日の会合では、第2次安倍政権で内閣官房副長官補として外交安保政策を担った兼原信克氏を講師に招聘(しょうへい)。安倍氏が「台湾有事は日本有事だ」と警鐘を鳴らしていたことを踏まえ、台湾をめぐる日本の安全保障体制について議論した。
安倍氏を永久顧問としたことについて、高鳥氏は「安倍氏の考えをしっかりと継承していく会だ」と強調した。
保守団結の会
会長 高鳥修一(代表世話人)
城内実(代表世話人)
赤池誠章(代表世話人)
特記事項 安倍晋三(顧問)
古屋圭司(顧問)
高市早苗(顧問)
保守団結の会とは自由民主党内の保守系勉強会「伝統と創造の会」創設時からの中核会員のうち、伝統的な家族観を重視する議員が路線の違いから新たに結成した党内の議員連盟である。代表世話人として高鳥修一、城内実、赤池誠章が就任した。現在の会員数は61名。
「皇室の尊厳と皇統の護持」・靖国神社参拝・「憲法改正」等とともに、「新自由主義的経済政策」との決別・「国民雇用の安定」・「価値観を共有する諸国との連携」を政綱に掲げている。
ネットの声
永久総理大臣でもOKですよ。
高市さんを実質的なリーダーにして遺志を引き継いでほしい。
安倍さんの名に恥じないような活動をお願いします。