トラファルガーグループは、ヒラリーが圧勝すると言われた「2016年の大統領選」でトランプ当選を言い当て、2020年でもトランプ再選を言い当てた(実質勝っていた)。
そのトラファルガーGは、大手調査会社がはずしたのは、隠れトランプを見逃したせいだと言い、この傾向は2022年の中間選挙ではさらに強まると予測している。
よって、2022年、2024年は共和党、トランプ大統領が圧勝する可能性がある。
2016年、2020年の大統領選を言い当てたトラファルガーグループ「さらに隠れトランプが増えている」
2016年、トランプ支持者は「Deplorables」などという不名誉な名前で呼ばれた。これは、「ほとんどの」世論調査が見逃した「シャイなトランプ支持者(隠れトランプ)」現象の大きな要因となり、選挙に流れる世論調査への信頼を大きく損なう結果となった。
2020年、トランプを支持したり、「Woke(左翼に覚醒)」文化とかけ離れた保守的な価値観を信奉する人々は、自分たちが「キャンセル」されたり、「晒され」たりすることに気付いた。その結果、「ほとんどの」世論調査でカウントされていない「隠れた有権者」が生まれ、主要激戦州でのトランプ支持は予想を上回った。
トラファルガーグループの主任世論調査員
In 2020 people who supported Trump or espoused conservative values out of step with “Woke” culture found themselves being “canceled” or “doxed”. This led to “hidden voters” that “most” polling under counted, therefore Trump support in key battleground states exceeded expectations
— Robert C. Cahaly (@RobertCahaly) September 17, 2022
2022年の共和党の投票率は、1,000万人を超えるだろう。
バイデン政権が「MAGA共和党」を民主主義への脅威として分類し、連邦法執行機関に彼らを集中的に監視させるようになった今、この動きは、世論調査や推計がさらに難しくなる新しいタイプの有権者を生み出している。
私はこの新しいグループを「水没有権者」と呼んでいる。彼らは車にステッカーを貼ったり、庭に看板を立てたり、意見を投稿したり、世論調査に答えたりさえしていない。バイデンが「MAGA共和党」を追求し、攻撃することで、「MAGA共和党」の軍隊を作り出したと言うのが妥当だ。
2022年の共和党の投票率は、どの世論調査やモデルも示しているよりも高くなりそうだ。
一般的な世論調査「リアルクリアーポリティクス」でも共和党は優位に立っている(下院は全議席改選)
下院では、共和党218:民主党184。五分五分が33
上院でも1議席リード。上院は100議席中、35議席が改選されるが、すべての議席を掲載している
共和党47:民主党46。五分五分が7。(残り7のうち4つ取れば51議席で過半数。上院を制する)
これにはトラファルガーGの「水没した有権者は」入っていない。実際の共和党の優位は少なくともこれ以上になる。