米中間選挙投票始まる 民主党苦戦、共和党は下院で過半数奪う勢い
11/9(水)
アメリカ政治の行方を大きく左右する中間選挙の投票が日本時間の昨夜から始まりました。最新の情勢では野党・共和党が議会下院で過半数を奪還する公算が大きくなっている一方、上院は大接戦となっています。
有権者
「インフレが最大の問題です。抑えなければいけない」
「中絶反対の立場には同意できない。私には小さい娘がいるので」
「バイデン政権は国境を閉ざすべきだ」
中間選挙をめぐる最新の情勢調査は、共和党が下院で過半数を奪還する公算が大きくなっている一方、上院は大接戦となっていて、バイデン大統領の民主党は苦戦を強いられています。
こうした中、15日に2024年の大統領選挙への出馬を表明する可能性があるトランプ前大統領はこの日、フロリダ州で投票を行いました。
トランプ前大統領「とても重要な選挙になるだろう。願わくば正しいことが起きて欲しい」
投票は日本時間の午前中に多くの州で締め切られ、即日、開票作業が行われる予定です。(TBS)
(上院の予想:リアル・クリア・ポリティクス)
CNN 出口調査: 73%のアメリカ人が、バイデン大統領の下での物事の進め方に「怒り」または「不満」を抱いている。
CNN EXIT POLL: 73% of Americans are either “angry” or “dissatisfied” with the way things are going under President Biden
pic.twitter.com/fnzYyF3u2C— InteractivePolls (@IAPolls2022) November 8, 2022
不満や怒りを感じているのは5%、熱狂的な20%がアメリカの現状に満足していると答えています。この有権者の暗いイメージは、この下を見ると、39%が不満を持っていて、34%が怒っている。これは有権者の73%に相当する。