防衛増税めぐり首相批判した高市早苗氏 反党行為での離党を否定
[ 2022年12月18日 ]
自民党の高市早苗経済安全保障担当相(61)が18日、自身のツイッターを更新。防衛増税をめぐり、改めて自身の考えをつづった。
高市氏は岸田文雄首相が防衛費の増額を増税で賄う方針を示したことに対し、10日にツイッターで「賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解出来ません」などと批判的な意見を投稿。
その後、記者団の前でも「防衛力強化の中身より先に財源論が出たので驚きました。まだ時間があるので、しっかりと考えて多くの国民の皆様が納得した上で“皆で負担しようよ”ということが大事なプロセスではないでしょうか?」と改めて、持論を述べ「一定の覚悟を持って申し上げております」とまで言い切った。
高市大臣「増税については景況を見ながら来年議論と結論が出た。離党するつもりはない」
自民党政調会の税制調査会で活発な議論が行われ、増税については景況を見ながら来年に議論をする旨の結論が出ました。
私は、党議決定された事項については、全面的に従います。反党行為をして離党するつもりはありませんし、自民党所属議員が知恵を結集した時の力を信じているからです。— 高市早苗 (@takaichi_sanae) December 17, 2022
文句を言うなら辞表を出せと言う卑怯な人に屈するつもりはない。
メディアを使って「総理周辺」という匿名で「文句を言うなら、辞表を出せ」と私を批判している卑怯な人に屈するつもりはありません。私が閣議決定に反したり、間違ったことを言ったのなら、自ら辞表を出しますが、「総理周辺」の方なら私を罷免する力はあるはずです。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) December 17, 2022
来年の春闘での賃上げ状況や投資増加を見てから税源の検討をしてもよかった。
せめて、来年の春闘での賃上げ状況や投資増加などを確認してからのタイミングで、税源の検討を開始しても良いのではないかと考えました。
経済のパイを大きくしなくては、税率を上げても、税収が減る可能性があるからです。— 高市早苗 (@takaichi_sanae) December 17, 2022
夏の参院選の公約では、賃金が上がり消費が増えて、投資が拡大する好循環を生み出すと記した。企業マインドを冷やす増税は看過できない。
今夏の参院選公約。総理の重点政策である「新しい資本主義」のページには「賃金が上がり、消費が増えて、投資が拡大する好循環を生み出します」と記しました。当時の政調会長としては、企業の賃上げマインドを冷やす可能性がある増税検討指示を看過出来ませんでした。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) December 17, 2022
ネットの声
増税は来年議論と持ち越したはず。メディアは岸田の尻馬に乗って増税を叫んでいるが。
岸田はもうダメでしょう。支持率は最低、青木率もギリギリ。
高市さん、総裁選の準備をお願いします。岸田ではもう日本が持ちません。
インフレで国民が喘いでいる状況で増税とした岸田のセンスを疑う。
高市さんが声をあげることでその流れを変えようという動きが大きくなり、まだこれからなんとかできるという希望が残った。
参院選は大勝ちさせてはいけなかった。岸田と財務省が図にのった。
これだけアホな宰相は民主党以来だ。無為無策、まったくの無能。
岸田は就任当初は所得倍増とぬかしていた。その次は投資で所得が増加する云々。今は増税で可処分所得半減。