米戦闘機がアラスカ上空で別の飛行物体を撃墜／ライダー空軍准将撃墜された「物体」は中国の偵察気球とは「大きさや形が似ていない」「有人でない可能性が非常に高い」

米戦闘機がアラスカ上空で別の飛行物体を撃墜　バイデン大統領が指示、残骸など回収へ

2023/2/11

米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のカービー戦略広報調整官は１０日の記者会見で、米軍戦闘機が同日午後（日本時間１１日未明）、アラスカ州上空で高高度を飛行する物体を撃墜したことを明らかにした。

カービー調整官によると、飛行物体が、４日に撃墜された中国の偵察気球と同じ気球なのかどうか、物体の国籍やどこから飛来したのかなど詳細は不明という。飛行物体は９日夜に発見され、高度約４万フィート（約１万２千メートル）を飛行し、「民間航空機の飛行の潜在的な脅威となる危険がある」として撃墜を判断した。

物体は中国の偵察気球と比べ大きさは小さく「小型自動車程度」（カービー氏）。アラスカ州北東部近くの凍結した米領海上に落下し、米北方軍などが残骸などの回収に着手した。（産経新聞）

米軍、アラスカ上空の領海を飛行する「物体」を撃墜

国防総省のスポークスマンであるパット・ライダー空軍准将は、金曜日の午後、軍が物体からかなりの量の残骸を見つけたと述べ、アラスカ州アンカレッジのエルメンドルフ・リチャードソン統合基地からA9Xミサイルを使ってF22によって撃墜されたことを明らかにした。木曜日に米国領空に侵入したとのことです。

「これまでに回収された破片は、陸に上がった船に積まれ、分類され、その後の分析のために研究所に運ばれています。分類上の理由から詳細には言及しないが、これまでにかなりの量の破片を発見しており、この気球とその監視能力に関する我々のさらなる理解に役立つと言える」とライダー氏は述べた。

ライダー氏は、「現時点では、この物体について、その能力、目的、起源に関する記述を含め、これ以上の詳細は不明である」と付け加えた。(fox)

ペンタゴン：アラスカ上空で撃墜された「高高度物体」は中国の偵察気球と「大きさや形が似ていない」

「アラスカ沖で撃墜された物体は「有人でない可能性が非常に高い」」

PENTAGON: “High-altitude object” shot down over Alaska is “not similar in size or shape” to Chinese spy balloon pic.twitter.com/yXq5tw0r6p

— Breaking911 (@Breaking911) February 10, 2023