小泉進次郎環境相 “女帝秘書”の大臣公用車「不適切利用」
2021/04/27
小泉事務所の回答は…
――会館に行く際に、公用車に乗っていませんか?
「それが公務に繋がるケースは、秘書官とご一緒することはあります」
――1人で乗ったことは?
「ちょっと記憶にないです」
――公用車の運用ルールをご存知ですか?
「公用のために使うものっていう認識です。政務で使ったことはありません」
小泉事務所に見解を尋ねると、以下のような回答があった。
「政務と公務を調整している政務秘書官は私(大臣)の指示で業務を行っており、業務の都合上、大臣室を不在としていることもある。そこで当該秘書が政務秘書官の指示のもと、私(大臣)のサポートや政務と公務の調整などを行っている。当該秘書が業務を行う中で公用車を使用することもあるが、公務を遂行する上で必要なことを環境省(秘書官室)が判断した場合に使用しており、問題ないと考えている」
だが、環境省会計課は以下のように回答している。
「政務三役にも『政務の時には使わないでください』とお願いしています。公設秘書が公用車を利用するとは考えてもいない」
過去に公用車を巡っては、林芳正文科相(当時)が“セクシーヨガ”通いに利用していたことが「週刊文春」に報じられ、謝罪している。大臣といえども、送迎のいずれかが公務に関係していないと利用できないなど、厳しい運用ルールが定められている。干場氏の公用車利用を「問題なし」とする小泉環境相の説明は論議を呼びそうだ。
小泉大臣や干場秘書が「公務」と主張する行動の実態はいかなるものだったのか。
小泉一家が広告塔として入れこんでいた太陽光発電会社を特捜が捜査
・小泉純一郎氏が会社の広告塔、生田取締役と何度も新聞広告に
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・進次郎氏は太陽光に力を入れ、東京の屋根を太陽光で埋め尽くすと言っていい、設置の義務化まで提言していた
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