総裁選の構図一変 相次ぎ出馬で混戦模様
9/3(金) 21:45配信
菅義偉首相が不出馬を表明した自民党総裁選(17日告示、29日投開票)は構図が一変することになる。首相の立候補を念頭に、動きを控えていた有力者が出馬する公算が大きくなったからだ。首相再選を支持する構えだった安倍晋三前首相らの意向も当落を左右しかねない。日本の「次のリーダー」を決める選挙は混戦の様相を呈してきた。
■河野太郎氏
関心を集める理由は人気の高さだ。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が8月21、22両日に実施した合同世論調査で、次の首相にふさわしい政治家を尋ねたところ、17・9%の河野氏は4カ月連続でトップ。所属する第2派閥の麻生派(志公会、53人)の若手は「時は今だ。ここで出るしかない」と背中を押す。
ただ、新型コロナウイルス対策の肝であるワクチン行政を投げ出したとの見方が広がれば、イメージ悪化は避けられない。領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相が盟友の安倍氏と歩調を合わせる可能性もあり、派一体の支援を得られるのかも注目される。
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■石破茂氏(略)
■岸田文雄氏
河野氏と石破氏の動向に神経をとがらせているのが、いち早く出馬を表明した岸田文雄前政調会長で、記者団に「いろいろな動きがあるだろう。構図も変わるかもしれない」と語った。党員・党友票が「人気者」に集まる可能性があり、陣営は警戒を強めている。
■高市早苗氏
立候補を表明している無派閥の高市早苗前総務相は、最大勢力の細田派(清和政策研究会、96人)に影響力を持ち、思想信条を同じくする安倍氏が支持するとみられる。細田派ベテランは「安倍氏の支持で保守票を獲得できる。決選投票に残れば勝負できる」とそろばんをはじく。
■茂木敏充氏/小泉進次郎氏/野田聖子氏(略)
(産経新聞抜粋、記事全文↓)
ネットの声
安倍支持=細田派はほとんどということ。あとは麻生派だ。
麻生派の重鎮甘利氏は河野氏と仲悪いので、支持しないと聞いたような。
可能性が出てきたのでは。
選挙で勝ちたいのなら、岸田や石破ではない。河野か高市だ。高市は女性票が見込めるのではないか。
唯一の女性というのが強み。そして唯一の保守。
石破は国会議員票はゼロ。出ないのではないかね。