米国で初めて「X」の性別表記のあるパスポートが発行される
NEW: United States issues its 1st passport with ‘X’ gender marker – https://t.co/SIAIMOrcPm pic.twitter.com/RrrtTT2VW3
— Breaking911 (@Breaking911) October 27, 2021
米国「Xジェンダー・マーカー」を備えた初のパスポートを発行した。
このパスポートは「ノンバイナリー、インターセックス、ジェンダー・ノンコンフォーミング・パーソン」を対象とする。
JUST IN – United States issued the first passport with an "X gender marker" for "non-binary, intersex, and gender non-conforming persons" today.
— Disclose.tv (@disclosetv) October 27, 2021
米国、「X」ジェンダー・マーカー付きの初のパスポートを発行
10月27日2021012
米国国務省は木曜日、「X」のジェンダーマーカーが付いた初の米国パスポートを発行したことを発表した。以下は、同省スポークスマン、ネッド・プライス氏の声明です。
国務省は、性別に関係なく、すべての米国市民により良いサービスを提供するために、米国のパスポートおよび海外での出生に関する領事報告書(CRBA)のジェンダーマーカーに関する方針を更新する作業を続けています。長官が6月に発表したように、米国パスポートやCRBAを申請する非バイナリー、インターセックス、ジェンダー・ノンコンフォーミングの方のために、Xのジェンダーマーカーを追加する方向で進めている。
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最新情報は当省のウェブサイトtravel.state.gov/genderでお知らせします。
また、州政府は、他の米国政府機関と緊密に連携し、性別に関係なく、すべてのパスポート保持者ができるだけスムーズに旅行できるよう努めている。
今回のパスポート発行を機に、LGBTQI+の方々を含むすべての人々の自由、尊厳、平等を促進するという国務省のコミットメントを改めて表明したい。
バイデン政権は、パスポート申請用紙の性別欄に「ノンバイナリー」「インターセックス」「既存の性別に適合しないの人のための選択肢を付け加える方向で取り組んでいた(7/1)
2021.07.01 Thu posted at 14:30 JST
米国務省は6月30日、国民がパスポートを申請する際の手続きを変更し、申請者が性別を自分で選べるようにすると発表した。今後は申請者が選んだ性別が身分証明書に記載された性別と一致しない場合でも、医療証明書の提示は求めない。これでトランスジェンダーの人が、パスポートに記載する性別を変更しやすくなる。
国務省はさらに、パスポート申請用紙の性別欄に「ノンバイナリー」「インターセックス」「ジェンダー・ノンコンフォーミング(既存の性別に適合しない)」の人のための選択肢を付け加える方向で取り組んでいるとした。つまり、いずれは性別の選択が「M(男性)」か「F(女性)」かの二者択一ではなくなる。
ただし、新しい選択肢を付け加える作業は「技術的に複雑なことから、大規模なシステムの更新には時間がかかる」とした。