中国恒大、猶予期間終了までにオフショア債利払いできず=関係筋
12月7日、資金繰り難に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の一部オフショア債保有者が30日間の猶予期間切れとなる米ニューヨーク時間6日深夜までに利払いを受け取っていないことが分かった。
[香港 7日 ロイター] – 資金繰り難に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の一部オフショア債保有者が30日間の猶予期間切れとなる米ニューヨーク時間6日深夜までに利払いを受け取っていないことが分かった。事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。
利払いはもともと先月が期限となっていた。この8250万ドルの利払いができなければ、中国恒大にとって初のオフショア債デフォルト(債務不履行)となる。
中国恒大からは今のところコメントを得られていない。
資金繰りに苦しんでいる不動産開発会社 エバーグランデ は、債務再編に向けてリスク委員会を設置しました。
Cash-strapped property developer #Evergrande has set up a risk committee as it inches closer to a debt restructuringhttps://t.co/rxmj6BiUxz
— Forbes Middle East (@Forbes_MENA_) December 7, 2021
ビジネスライブ:FTSEは上昇中、エバーグランデは破綻間近
Evergrande社が負債の返済ができなくなると警告したことで、昨夜、世界中の金融機関やデベロッパーが警戒しています。
この中国の大手不動産会社は破綻寸前であると言われており、アジアや欧米の銀行は2008年のリーマン・ブラザーズ破綻以来最大のデフォルトに備えています。
BUSINESS LIVE: FTSE on the rise; Evergrande nears collapse https://t.co/f7363mx3Fe
— wilsonjmashaka (@wilsonjmashaka) December 7, 2021