中国・西安がコロナ拡大でロックダウン 「出血熱」も同時流行で警戒
2021/12/23 1
中国内陸部の陝西(せんせい)省西安市で、新型コロナウイルスの感染が急拡大している。9日以降の累計感染者数は200人を超え、23日には市内全域で移動制限を求める実質的なロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。
西安では、ネズミを介して広がる「腎症候性出血熱」の感染者も相次いで確認され、当局が警戒を強めている。
西安で流行しているのはデルタ株で、22日には63人の感染者が確認された。中国は、わずかな感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策をとっており、西安市は感染拡大を止めるため23日から対策を強化。
不要不急の事情で市外に出ることをやめるよう求めたほか、生活必需品の購入も「各家庭で2日に1度、1人のみが外出できる」と制限した。
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同市に住む約1300万人全員を対象とするPCR検査で感染者の洗い出しも進める。北京市でも西安と関連した感染者が確認されており、来年2月の北京冬季五輪を前に感染拡大に歯止めを掛ける構えだ。
西安では、ハンタウイルスに起因する感染症である腎症候性出血熱の感染者も広がっていると報道されている。毎年冬頃に流行しているというが、感染者数は報じられていない。共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は、人から人には感染しないという専門家の見方を伝えた。
また、中国のニュースサイト「界面新聞」は新型コロナと同時に流行しているため、西安の感染対策が「二重の圧力」に直面していると指摘する。(産経)
中国、1,300万人都市を封鎖、長引く籠城戦で
2021年12月23日
中国は木曜日、西部の西安市を封鎖し、根強く残るコビド感染症の発生を食い止めた。武漢で始まった大流行以来最大の措置で、2年近く前にウイルスが出現して以来、この国のゼロ・トレランスのアプローチがいかに前進を許さないかを浮き彫りにしている。
西安の1300万人の住民は、家にとどまり、1日おきに1人、必需品を買いに出かけるよう指示され、食料の入手をめぐる争いを引き起こした。
食料をめぐっての争いも起きた。必要でない外出は禁止された。新華社通信によると、2回目の集団検査で14地区に点在する127人のコビド感染が特定され、ウイルスの封じ込めは「重大かつ複雑」になっているという。(bloomberg)
1世帯1人が2日に1回外で食料を購入
西安市 -武漢の北西778 km-厳格な封鎖下:1世帯1人が2日に1回外で食料を購入することを許可されています。
VIDEO: The city of Xi’an 🇨🇳 – 778 km NW of #Wuhan – under strict lockdown: one household member being allowed outside once every two days to buy food. pic.twitter.com/Zigr79XpJS #Xian #Beijing2022 #Chinavirus #COVID19 #Xi #Biden
— Manchester Chronicle 🐝 (@WithyGrove) December 22, 2021
共産党当局が厳重な監禁を命じた西安の街では、門が溶接で閉じられている。未確認情報ですが、市内で出血熱が出ているとのことです。
VIDEO: Gates being welded shut in the city of Xi’an, where Communist authorities have ordered strict lockdown. Unconfirmed reports of a hemorrhagic fever in the city. pic.twitter.com/zs3ajSKw1T #COVID #Xi #Biden #Xian
— Manchester Chronicle 🐝 (@WithyGrove) December 22, 2021