中国はロシアに五輪後まで侵攻を遅らせるよう求めたことを否定。
“ニューヨーク・タイムズの報道は完全なフェイクニュース” 中国外交部
China denies asking Russia to delay invasion until after Olympics. "The New York Times report is complete fake news": Chinese foreign ministryhttps://t.co/lsn7LJTK1U
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) March 3, 2022
中国はロシアにオリンピック後まで侵攻を遅らせるよう要請したことを否定している
2022年3月3日
中国がロシアにウクライナへの侵攻を北京オリンピック後まで延期するよう要請したという報道を、中国は木曜日に否定した。
「ニューヨーク・タイムズの報道は完全なフェイクニュースだ。この種の陽動、責任転嫁の発言は徹底的に卑劣である」と外務省の王文斌報道官は述べた。
2月24日の侵攻までの数週間、中国の国営メディアは西側の警告をアメリカの誇大広告として繰り返し否定し、ウクライナから国民を避難させることもなかった。
中国は35カ国の中で棄権し、反対票を投じたのはエリトリア、北朝鮮、シリア、ベラルーシ、ロシアのわずか5カ国であった。(insiderpaper)
中国がロシアにウクライナ戦争を五輪後まで延期するよう依頼したと米政府高官が発表
欧米の情報機関の報告書によると、中国当局はプーチン大統領の戦争計画や意図について、ある程度の直接的な知識を持っていたという。
バイデン政権高官や欧州高官によると、欧米の情報機関が2月上旬、中国高官がロシア高官に対し、北京での冬季五輪終了前にウクライナに侵攻しないよう伝えていたという。
中国は2月20日にオリンピックの閉会式を行った。翌日、プーチン氏はロシア軍にウクライナ東部の反乱軍支配地域への進駐を命じ、国営テレビはプーチン氏と国家安全保障会議との会談を中継し、さらに、ウクライナはロシアの一部であるべきだとする激高した演説を放映した。2月24日未明、ロシア軍は弾道ミサイルや大砲、戦車による都市への攻撃を実施するなど、本格的なウクライナ侵攻を開始した。
アメリカやヨーロッパの政府関係者は、プーチン氏の侵攻がオリンピックの直後まで始まらなかったのは単なる偶然とは考えにくいと述べている。
2008年8月、ロシアは北京での夏季オリンピック開催中にグルジアに侵攻し、一部の中国政府関係者を動揺させた。(nyt)