【独自】コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断
2022.4.9
岸田首相が新型コロナウイルスの感染法上の位置づけを見直す方向に入ったことがイトモス研究所の取材で分かった。
濃厚接触者の待期期間などは短縮されたものの、現場を預かる自治体や与野党の一部からは社会経済活動との両立を目指すならば、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけ自体を見直すことが欠かせないとの声が上がる。
現在、新型コロナウイルスは感染症法で「新型インフルエンザ等」に位置づけられ、結核や重症急性呼吸器症候群(SARS)と並ぶ「2類相当」にある。このため、入院勧告や就業制限など厳しい措置を取ることができるが、同時に行政や医療機関、保健所の負担は大きい。
重症化率が低い変異株「オミクロン株」。海外でも同様に見直す動きが出ているほか、自民党内では安倍晋三元首相らが議論すべきとの立場だ。
これまで岸田首相は「今このタイミングで変更するのは現実的ではないと考えている」と否定的な見解を重ねて示してきた
昨年の「第5波」を上回るオミクロン株の猛威にさらされ、その最中での見直しは世論の逆風を受けることになりかねない。その上、首相官邸に届けられる専門家らのアドバイスにも慎重なものが多かったためだ。
「どこかの時点で見直さなければならないな…」
実は、岸田首相は昨秋の首相就任当初から感染症法上の見直しを選択肢に入れていた。しかし、昨年末からの感染拡大に伴い、「厚生労働省や専門家らの説明を聞けば聞くほど、その判断が揺れてきた」(自民党中堅議員)とされる。
「どこかの時点で見直さなければならないな…」。首相は側近や親しい議員らにこう漏らし、ワクチン接種の加速や経口治療薬の配備などをにらみながら、変更点やタイミングを検討している。今夏の参院選後に感染症法上の位置づけを見直したい考えだ。
「コロナ対策が批判され、支持率急落から退陣に追い込まれた菅義偉前首相とは違い、自分の方針は国民に支持されているとの自負がある。このタイミングで見直し議論を進め、社会経済活動との両立を図った宰相として菅前首相や安倍元首相との違いを刻みたいのだろう」(daiamond)抜粋
ネットの声
また検討じゃないの?
何で今じゃないの。多分、決断できないと思う。
遅きに失した。もしそうするなら支持するが、期待薄。
やっぱり参院選後か。期待せずに待っていよう。
欧米を見れば一月以上、判断が遅すぎる。
これをやらなければ、日本経済は潰れてしまう。ぜひやってもらいたい。
愚策を連発している岸田氏だが、もしこれを決断できれば汚名挽回できるが、まあ無理だろな。