イラク首相府をサドル派襲撃、治安部隊と衝突 27人死亡、負傷者も
2022年8月30日
中東イラクの首都バグダッドで29日、イスラム教シーア派の指導者サドル師の支持者らが「グリーンゾーン」と呼ばれる国家中枢地区内の首相府や政府庁舎を一斉に襲撃し、治安部隊と戦闘状態になっている。
地元メディア「ルダウ」は、少なくとも27人が死亡、多数の負傷者が出ていると伝えた。
サドル師派系のメディアは40人以上が死亡したと報じた。イラク政府は全土に外出禁止令を出した。SNS上に投稿された映像によると、日本や米国の大使館もあるグリーンゾーンには、対テロ部隊の装甲車が投入され、対するサドル師派は傘下の武装組織が展開し、支持者に自動小銃を配っている。
地区内には複数のロケット弾が撃ち込まれ、爆発が起きている。南部バスラなど複数の都市でも戦闘が続いている。
アフガニスタンの大惨事から1年、バイデンはイラクで再び屈辱的な外交的大失敗を経験する
08.29.22
ジョー・バイデン大統領が、何千人ものアメリカ人の命と20年近い戦闘を犠牲にしたアフガン戦争からの悲惨な撤退を監督してから1年、「最高司令官」は世界を舞台に、イラクという別の外交政策の失敗をしている。
月曜日の朝、大使館の職員がヘリコプターでグリーン・ゾーンから脱出する準備をしているように見えるビデオ報道がなされた。
“アメリカ大使館職員がヘリコプターで#Green_Zoneから避難した “と独立系ジャーナリストKhaled Iskefが報じた。
在イラク米国大使館は、記事掲載時点では、このような避難を確認していない。相反する報道によると、この映像は実際には、北イラクに向かう途中、バグダッドを離れる高官を撮影したものだという。
しかし、国連は、デモ隊が「政府の建物」を占拠したとの声明を出している。
バグダッドの米国大使館職員は、ヘリコプターによってグリーンゾーンから避難した。国連職員もバグダッドのグリーンゾーンを離れた
バグダッドで米国大使館員が屋上から避難している。
これがバイデン政権下の新常識
BREAKING: U.S. Embassy employees being evacuated from the roof in Baghdad
This is the new normal under Biden
pic.twitter.com/f96ptmylnD— Benny Johnson (@bennyjohnson) August 29, 2022
🇮🇶Plumes of smoke rise from the Green Zone of Baghdad. pic.twitter.com/90LbnmkV1e
— Real Mac Report (@RealMacReport) August 29, 2022