岸田首相「異次元の少子化対策」への強烈な違和感…これでは子どもは生まれないと断言できるワケ
1/7(土
既存の少子化対策でさえ不十分だというのに、一足飛びに「異次元」と言われて戸惑った人は少なくなかったであろう。
2022年の年間出生数は80万人割れが確実な危機的状況にある。トップリーダーが「異次元」と言う以上、どんな目玉政策を用意しての発言なのかと思ったら、岸田首相が掲げた基本的な方向性は〈1〉児童手当を中心とした経済的支援の強化〈2〉学童保育や病児保育、産後ケアなどすべての子育て家庭への支援拡充〈3〉育児休業の強化を含めた働き方改革の推進――の3本柱だけだ。いずれも既存政策の拡充であり、「異次元」とは程遠い。
しかも、岸田首相の発言を丁寧に聞き返してみると、異次元の少子化対策に「挑戦する」としているだけで、「実施する」とは述べていない。挑戦だけならば誰でもできる。
「異次元の少子化対策」と大上段に構えた背景には、多分にうしろめたさがあったのであろう。沈んだままの内閣支持率を反転させる材料にしたいとの政治的思惑もあって強い言葉を選んだのだろうが、数兆円規模の恒久財源の捻出は一筋縄ではいかない。
掲げた3本柱はすべて子どもが誕生した後の「子育て支援策」である。「子育て支援策」と「少子化対策」を混同している。
ネットの声
結局この男は言葉だけ。何が異次元だ。
その為には安定雇用と充分な所得が必要。それをやらずに異次元も何もない。
どうせまた外国人を対象にするんだろ。
これまで葬式以外何もしなかった馬鹿が急に少子化のケア?ワクチンのせいで今年の死者数、人口減が異常に多いのを少子化のせいだと騙そうとしている?
「子育て支援策」と「少子化対策」を混同しているって素人かよ。
口から出まかせ。ただ言ってみただけ。
検討の次は挑戦か。情けないわ。
できる訳ないだろ。これまでできなかったのはとてつもない財源が必要だから。それを財源を用意せずに異次元とは呆れるしかない。