イーロン・マスク氏「トゥルースGPT」の立ち上げ表明 チャットGPTに対抗=報道
4月17日 米実業家イーロン・マスク氏は、新興企業オープンAIが提供する人工知能(AI)を利用したチャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」に対抗するため、「Truth(トゥルース)GPT」を立ち上げると述べた。
FOXニュースのコメンテーター、タッカー・カールソン氏とのインタビューで、宇宙の本質の理解に向けて最大限の真実を追い求めるAI「トゥルースGPT」を開始すると表明。人類は宇宙の一部であるため「宇宙の理解に関心を示すAIが人類を絶滅させる可能性は低く、その意味でこれが安全への最善の道筋かもしれない」と語った。
抜粋によると、マスク氏はまた、人類は宇宙の一部であるため「宇宙の理解に関心を示すAIが人類を絶滅させる可能性は低く、その意味でこれが安全への最善の道筋かもしれない」と語った。
関係筋がロイターに語ったところによると、マスク氏はオープンAIに対抗するスタートアップを立ち上げるため、アルファベット傘下グーグルからAI研究者を引き抜いているという。
また、米ネバダ州当局への提出書類によると、「X.AI」という会社を先月設立。マスク氏が唯一の取締役となっている。
カールソン氏とのインタビューでも、AIに関する警告を繰り返し、「AIは航空機の設計や生産メンテナンスの不適切な管理や自動車の不良生産よりも危険だ」と指摘。「文明を破壊する可能性がある」と述べた(reuters)
イーロン・マスクが「TruthGPT」という人工知能技術に参入すると発表し、テック業界に衝撃を与えた!
🚨 BREAKING: @ElonMusk Shocks the Tech World with His Latest Announcement to Enter the AI Industry and Work on "TruthGPT"! pic.twitter.com/Av16FHpKu2
— Dr. Simon Goddek (@goddeketal) April 18, 2023
「私は第三の選択肢を作ろうとしてみます。それは、開発当初の意図通り、害よりも善を成し遂げることを願っています。
開発当初は良かったと思いますが、それが実際に善を成し遂げているか、それともただ政治的に正しいことを言っているだけなのかは明確ではありません。
現時点ではわかりませんが、政治的に正しいことを言うように訓練されていることには心配しています。それは単に、嘘をつく別の方法にすぎません。これは悪い兆候です。
確かに、A Iディストピアにつながる可能性があります。ですから、私は「真実を追求する最大のAI」、トゥルースGBTと呼ばれるものを始めるつもりです。
宇宙の本質を理解しようとするA Iは、私たち人類を抹殺する可能性は低いと思われます。私たちは宇宙の興味深い一部であるからです。」
A Iディストピア:人工知能によって引き起こされる悲惨な未来。この悲惨な未来では、人工知能が人類を支配し、自己保存や支配欲、あるいはプログラミング上のミスなどから、人類を破滅させる可能性がある。