【速報】中国当局がブルームバーグニュース北京職員を拘束

中国当局がブルームバーグニュース北京職員を拘束

中国当局は、国家安全保障を危険にさらしている疑いで、北京のブルームバーグニュース局で働くヘイズファンを拘束した。

ファンは、月曜日の現地時間午前11時30分頃に編集者の1人と最後に連絡を取りました。その直後、彼女は私服警備員によってアパートの建物から護送されているのが見られました。

中国市民のファンは、2017年にブルームバーグで働き始め、以前はCNBC、CBSニュース、アルジャジーラ、トムソンロイターに勤務していました。中国国民は、中国の外国のニュース局のニュースアシスタントとしてのみ働くことができ、独立した報道を行うことは許可されていません。

「中国市民のファンさんは、国家安全保障を脅かす犯罪活動に従事した疑いで、関連する中国の法律に従って、北京国家安全局によって拘留されました。このケースは現在調査中です。ファンさんの正当な権利は完全に保証されており、彼女の家族は通知を受けています」と中国当局は述べました。(bloomberg.com)

Bloomberg - Are you a robot?

9月にはチャイナウィルスについての豪州首相発言に報復し、オーストラリア記者を拘束

バートルズ記者は同じ時期に中国当局の取り調べを受けた上海駐在の新聞記者とともにオーストラリア政府の支援を受けて今月8日、帰国しました。

豪州モリソン首相は、ウイルスの発生源などについて「何が起こったのかを調べる独立した調査が必要だ」と発言しました。(NHK)

6月にはファーウェイの身柄引き渡しを廻り、カナダ人元外交官と企業家をスパイ容疑で起訴

中国、カナダ人2人を起訴　スパイ罪で

【大連=渡辺伸】中国の検察当局は19日、元外交官のマイケル・コブリグ氏と、企業家のマイケル・スパバ氏をスパイ罪などで起訴したと発表した。2人はカナダ国籍で、それぞれ2018年12月に拘束されていた。

マイケル・コブリグ氏（国際危機グループのホームページから）=共同
カナダの裁判所は同時期に逮捕した中国通信機器大手、華為技術（ファーウェイ）幹部の孟晩舟氏の米国への身柄引き渡しを巡る審理継続を決めており、カナダでは中国の報復との見方もある。

マイケル・スパバ氏=共同
中国外務省の趙立堅副報道局長は19日の記者会見で「中国の司法機関は法律に基づき独立して案件を処理する」と説明した。カナダ人2人の起訴と、孟氏の審理継続との関連性を否定した格好だ。今後、両国間の溝が深まりそうだ。

北京市の検察当局がコブリグ氏を、遼寧省丹東市の検察がスパバ氏を起訴した。カナダメディアによると孟氏の逮捕以降、19年1月時点で13人のカナダ人が中国当局に拘束され、このうち少なくとも8人が解放された。

一方、カナダの裁判所は20年5月27日に「カナダでの犯罪行為に当たらない」とする孟氏側の主張を退け、米国への身柄の引き渡しに向けた審理を継続させた。米国は孟氏がイランとの違法な金融取引について銀行などに虚偽の説明をしたとして起訴し、カナダに身柄引き渡しを求めている。(nikkei.com)