高市氏、処理水海洋放出「2年後がリミットではない」
高市早苗前総務相は9日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出について「2年後がタイムリミットではない」と述べた。風評被害を払拭する取り組みが必要だと強調し、政府が想定する2023年にこだわらない考えを示した。都内で記者団に語った。(日経)
●出馬会見
「福島県だけじゃなくて随分たくさんの県に対してまだ制限をかけている国があるという中でさらに日本全体に風評被害を広げてしまう、その可能性がありますので、そのリスクがある限り私は放出の決断は致しません」
●「虎ノ門ニュースでの発言」2年後に満タンにならない（2年後にこだわらないとも取れる発言）
遮水をすれば、2年以上もつ。順序が違う。説明責任の約束を果たしていない。死に物狂いで関係大臣が、輸入禁止している国を回って説明し、食べていただけるようにする。
これ以上汚染水は増やさない。直接遮水は可能であり、2年後にタンクが満タンにはならない。ずっと流し続ける必要はない。大丈夫だと科学的に証明し、増やさない措置をする。建屋に直接遮水しかない。
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→建屋に直接遮水は不可能の声も
「建屋内にはケーブルや菅を通すため細かい穴が800以上あいており、そこから地下水が入り込む。 雨が降れば地下水が入り、地下水が建屋にある汚染水に触れて増えるので建屋に屋根をかけたって無理です」
「サイト全体をおおっても、地下水が流入し、あと1年でタンクは一杯になる」
政府は6年以上検討し、4月に処理水放出(2年後をめど)を決定した
（東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を決定した理由について）4月13日 首相官邸
ＡＬＰＳ（多核種除去設備）処理水の処分は、福島第一原発の廃炉を進め、福島の復興を成し遂げるためには、避けて通れない課題であります。
このため、６年以上にわたり有識者の検討、また、国際機関からの評価、関係者への説明を行い、海洋放出が現実的と判断し、基本方針を取りまとめました。
今後、準備作業を進め、２年後をめどに、海洋放出を開始する予定であります。トリチウムの濃度を国内の規制基準の４０分の１以下にし、安全性を確実に確保した上で実施いたします。
風評被害により、地元の皆様方の復興への希望が失われることがあってはなりません。科学的な根拠に基づく情報発信を含め、政府一体となって、全力を尽くしてまいります。
「死に物狂いで関係大臣が、輸入禁止している国を回って説明」のゴールはどこに？
韓国の姿勢はご承知の通り
菅政権の処理水放出に韓国政府高官「断固反対」周辺国同意なしと批判
2021.4.13
韓国政府の具潤哲国務調整室長は１３日、日本政府が東京電力福島第１原発の処理水を海洋放出する方針を正式決定したことについて「周辺国の理解と同意のない決定だ」と批判し「断固として反対する」と述べた。関係省庁の緊急会議で発言した。 韓国メディアも海洋放出の方針決定を一斉に速報。リベラル系紙のハンギョレは「国際社会だけでなく日本国内の反対世論の中で強行した」と伝えた。
聯合ニュースは、日本政府が一般市民を対象とした公聴会を一度も開いていないと指摘。海洋放出の利点を強調した日本の政府小委員会は正当化の手続きにすぎないとの見方があると報じた。
韓国の環境団体は１３日午前、ソウルの日本大使館周辺で抗議集会を開く。（共同）
すでに、関係各国には外務省が何度も説明しているが、中国と韓国は日本の主張を認めない。
東京五輪の際、福島産の食品は汚染されていると言って、わざわざ自国の給食センターまで持ってきた韓国や、中国がうんというまで説明するというのがゴールなら、永遠に放出はできなくなる。
科学的にはもう問題はないことは明らか：トリチウムを薄めて海に流すのは世界の常識であり、福島で海洋放出されたものはさらにそれを薄めている「処理水」
世界中の原発からトリチウムが排出されている。韓国原発（月城原発、古里原発）からも、液体放出で50兆ベクレルを超える処理水が排出されている。(2016年)
海に流すことを阻んでいるのは単なる風評。
出典👉経産省
ネットの声は賛否
足立康史議員「ダメだ、これは。あんまり皆さんが仰るので確認しましたが、思っていた以上に最悪でした」
高市さんは、アメリカを含む15カ国くらいがいまだ日本の農水産物を輸入禁止していて、処理水放出前に外交努力で世界の風評払拭が先だと言ってるので納得。
実質やらない宣言なのかな？科学的に安全だと散々説明されているのに、わざわざこんな事を言う必要はあるのかなと。
風評払拭は散々やってきた。これ以上の説明は中韓の思うつぼ。
説明して納得しなかった時に放出を決めるのでは
説明しても韓国は納得しない
参考記事
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