首相の所信表明 中国問題を正面から語れ
【主張】首相の所信表明 中国問題を正面から語れ https://t.co/8HjJ3ee188
物足りないのは、演説で北朝鮮の核・ミサイルや拉致問題を取り上げた一方で、中国の覇権主義的行動を問題視する言葉を発しなかった点だ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 9, 2021
首相の所信表明 中国問題を正面から語れ/中国に気兼ねしている時代ではもはやない
2021/10/9
岸田文雄首相が就任後初めての所信表明演説を行った。岸田政治の針路を、丁寧に語ろうとした姿勢は評価できる。
(中略)
外交・安全保障は日米同盟を基軸としつつ、領土・領海・領空と国民の生命財産を「断固として守り抜く」と語った。自由、民主主義など普遍的価値を「守り抜く覚悟」を表明した。同盟国・同志国と連携して「自由で開かれたインド太平洋」の推進を約束した。
安倍晋三、菅義偉両政権の外交・安全保障政策の継承を鮮明にしたもので、地域の平和と安定に寄与する。さらに岸田首相は、国家安全保障戦略と防衛大綱、中期防衛力整備計画を改定し、防衛力の強化や経済安全保障に取り組むと語った。それには防衛費の思い切った増額が必要である。
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物足りないのは、演説で北朝鮮の核・ミサイルや拉致問題を取り上げた一方で、中国の覇権主義的行動を問題視する言葉を発しなかった点だ。これは歴代首相の演説と同様の対応だが、中国に気兼ねしている時代ではもはやない。首相の語る外交・安全保障政策の大部分は中国への備えである。分かりやすい説明をしてほしい。
中国は尖閣諸島(沖縄県)を狙い、台湾への軍事的威嚇を重ね、南シナ海では国際法無視の人工島の軍事拠点化を進めている。日本の首相として、これらへの明確な「ノー」を代表質問などの機会に発信するのは当然だ。
ネットの声
さっく茂木大臣が台湾危機にシェシェを発揮した。
こうなることがわかっていたから応援しなかった。情けない。
また、誰かの『謝謝』を聞かなければならないのか。口惜しい。
情けない。自国を守るという当たり前のことを中国を気にして言えないのだとしたら、首相失格。即刻交代してもらいたい。
高市さんだったら・・・
この政権は岸田だけでなく、茂木、山口等々いろいろ問題がある。選挙で惨敗した暁には総裁選をやってもらいたい。そして高市総理になってほしい。