元首相5人側が政府に反論 原発風評抗議受け
2/10(木)
松野博一官房長官は10日の記者会見で、首相経験者5人が東京電力福島第1原発事故で多くの子供が甲状腺がんに苦しんでいるとの見解を欧州連合(EU)の欧州委員会に送付し、日本政府が誤った認識だと抗議した問題で、元首相側の主張をまとめた書簡が山口壮環境相宛に届いたと明らかにした。
5人の意見を取りまとめたとする民間団体から2月6日付で文章が送付。
関係者によると、政府への反論や質問で10日を期限に山口氏に回答を求めている。
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松野氏は環境省で対応を検討中とし、「科学的知見に基づく発信を行い、放射線の健康影響に関する風評の払拭に取り組む」と述べた。
問題は、EU行政を担う欧州委員会が地球温暖化対策に資する投資先として原発を認定する方針を示したことに対し、小泉純一郎氏、細川護煕氏、菅直人氏、鳩山由紀夫氏、村山富市氏が撤回を要請。1月、委員長に送付した書簡で「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ」などと言及した。
山口氏は5人に抗議する書簡を送付し、2日にはパトリシア・フロア駐日EU大使と面会して誤りの内容を伝えた。政府側は、福島県の検査で見つかった甲状腺がんについて、国内外の公的専門家会議が「現時点で放射線の影響とは考えにくい」との見解を示していると主張している(産経)
ネットの声
甲状腺がんについては専門家でも意見が分かれていている状況で、片方の意見だけを唯一の真実のように元総理という公人の立場で発信していることが問題
反論があるなら記者会見で一問一答をすべきだ。やらないのは途端に論理が破綻するから。
元首相がこれか。情けない。福島の人たちに土下座してもらいたい。
この問題の本質は原発事故が甲状腺癌発生と関係あるかどうかでなく、原因がはっきりしていない事柄を総理経験者が国際社会に発信して良いかどうかと言うことでしょう。
この元首相と言われる5人衆の共通項は反原発。許せないのは国を貶めてでも己の意見を通そうとする姿勢にある。
この5人の無責任な行動が福島県や周囲の県に対して風評被害が出ることに対して想像できなかったのか?
菅直人はまだ現役の国会議員、最近のヒトラー発言や今回の無責任な行動に対して本人は謝罪せず、立憲民主党も謝罪しない、個人の問題で済まないレベル。