中国、台湾取り囲む軍事演習 実弾使い大規模に
2022年8月3日
中国人民解放軍はペロシ米下院議長の台湾訪問に反発し、2日夜から軍事演習を始めた。実弾を使った射撃も実施した。4日から台湾を取り囲むように6カ所で訓練する。ペロシ氏が台湾を離れても演習を続け、民進党の蔡英文(ツァイ・インウェン)政権に軍事圧力を強める。
2日夜にペロシ氏の台湾到着が伝えられる直前、中国官製メディアは中国の戦闘機「スホイ35」が台湾海峡を横断したと一斉に速報した。同機はロシアから輸入した最新鋭の戦闘機で、日米の主力戦闘機とも渡り合える能力を持つとされる。
台湾の国防部は2日、中国軍機21機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。
松野官房長官は、中国軍が4日から行う軍事演習の対象地域に日本のEEZ=排他的経済水域が含まれていることから「中国側に対して懸念を表明した」と明らかにしました。 松野官房長官 「(中国の軍事活動に)我が国として懸念を有しており、改めて両岸問題の平和的な解決を強く促したいと考えています」
中国は台湾を取り囲む:北京は台湾の領土内を含む島の周りに軍隊を派遣する
China has Taiwan surrounded: Beijing sends military around the island including INSIDE Taiwan's territory https://t.co/me7S2ncfNS
— Daily Mail US (@DailyMail) August 3, 2022
2022年8月3日
中国は、台湾の独立に対する過去数十年で最大の脅威として、台湾の周囲で大規模な軍事訓練を実施している。
人民解放軍による実弾射撃訓練は火曜日に始まり、今日まで行われる。
木曜日から日曜日にかけて、台湾周辺の6箇所でさらに演習が行われ、領海を侵犯する。
台北は、海や空を閉鎖する訓練は封鎖に等しいとし、専門家は北京が戦争のリハーサルを行っていると警告している。
中国は、ナンシー・ペロシ大統領の訪問をめぐり北京が緊張を高める中、台湾の独立に対するここ数十年で最も深刻な脅威として、大規模な軍事訓練で台湾を包囲し、事実上封鎖する予定だ。
6日間にわたる軍事演習は、火曜日に台湾海峡とその周辺での実弾射撃訓練で始まる。権威主義の中国は、民主主義の隣人を威嚇し、アメリカに圧力をかけて自治領の島への支援をやめさせようとしているのである。
木曜日から日曜日まで、さらに4日間の訓練が台湾の6カ所で行われる。そのうち3カ所は台湾の領海に入り、台北は国際規範に対する重大な違反であると指摘した。(dailymail)
専門家によれば、北京は戦争が起こった場合に島を外界から遮断する能力を再演しているという。
ネットの声
防衛拡大・憲法改正を行うべき。
毎度毎度、懸念とか、注視とか。他に言葉ないのか。
降りかかる火の粉を払わなきゃならない。懸念だけでは足りない。EEZに軍艦を配備すべき。
左派は戦争をしたくないからと憲法改正に反対しているが、日本から戦争をする訳では無い。