日米訓練に水差す岸田首相の感度問う
2022/8/14
日本周辺で中国軍やロシア軍、さらには北朝鮮軍も活動を活発化させる中、米軍は六月から七月にかけて、日本周辺海域や東シナ海などにおいて大規模訓練を実施した。自衛隊との共同訓練も行い、日米の抑止力強化を図った。この取り組みに水を差した人物がいた。
岸田文雄首相である。
間近に迫った参院選への影響を考慮し、米軍機を沖縄県の嘉手納基地から山口県の岩国基地に分けるよう米軍と交渉することを指示していたのだ。
米軍はこの時期の訓練を重視していたにもかかわらず、訓練に参加する飛行機の削減を迫られるなどしたため、失望が広がった。七月には安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、日米同盟は支柱的存在を失った。その安倍元首相を失ったいま、岸田首相の対応は今後の日米間の連携にしこりを残しかねない結果となった。
「岸田首相の指示はかたくなだった」と、ある日本政府当局者は語る。六月に入って、岸信夫防衛相に対し、米軍機を基地問題が選挙戦で常にクローズアップされる沖縄の嘉手納基地ではなく、岸氏の地元岩国に振り分けるよう米側と交渉するよう求めたのだ。
嘉手納は台湾有事をにらんだ対中対峙の「最前線」の基地。その嘉手納に米軍は「第五世代」と呼ばれる最新鋭戦闘機でレーダーに映りにくいステルス性能などを備えたF22戦闘機や、同じく最新鋭のF35戦闘機などを一堂にそろえようとした。
米側は日本が当然、歩調をあわせて訓練に臨むと踏んでいたに違いない。実際、米軍は訓練に備えてF22とF35を中心に、空中給油機や支援機を含め五十機近くを日本に派遣することを決定。嘉手納基地には米ハワイ州ヒッカム空軍基地所属のF22戦闘機を十二機、空中給油機十二機、輸送機オスプレイV22を三機、C17輸送機二機を派遣することにした。
このほか嘉手納基地には、三沢基地所属のF16戦闘機、米原子力空母ロナルド・レーガン艦載機のFA18Eスーパーホーネット戦闘攻撃機、岩国基地配備のEA18Gグラウラー電子戦機が相次いで飛来。六月二日には岩国基地に配備されているF35Bが三機飛来したことも確認され、この日までに嘉手納基地に飛来した米軍機は三十二機に上った。嘉手納町によると三十機以上飛来したのは、二〇〇六年の三十二機、〇七年の三十機以来だった。アラスカ州に所属するF35A十八機も岩国に展開した。
米側の訓練にかける意気込みはこれだけでも明白だ。ところが、岸田首相の指示を受けて、日本政府当局者らは米側と折衝。最終的にはアクイリノ米インド太平洋軍司令官が六月中旬に当初の予定を変更する決定を下したのだ。(産経)抜粋。全文は👉こちら
ネットの声
中露北へ意志を示す訓練に水を差すとは。信じられない。
日本の国防よりも、自分の人気、自分の支持率を気にする亡国岸田。りん、謝謝と一緒に辞めてもらいたい。
だからEEZに打ち込まれるんだよ。しかもそれを落下とか言いやがって!
岸さんを辞めさせ、浜田を配置した岸田。国防などそもそもやる気はない。
軍事にずぶの素人の岸田首相が訓練に口を出すとは。
亡国総理から売国総理へ・・・
国防がわからない首相はいらない 日本国民は泥舟に乗っているようなものだ。
国防を知らないというよりも、知っていても自分の人気を優先する岸田。ある意味このことだけでも日本を売り渡しているに等しい。