TBS「報道特集」が大炎上 安倍元首相へのデジタル献花と旧統一教会との関係で「印象操作」か 「だまし撃ち」的な取材の疑いも浮上
2022.10/22
TBS系の報道番組「報道特集」に対する疑問・批判が噴出している。今月15日の放送で、安倍晋三元首相へのデジタル献花について、放送を根拠に「旧統一教会が関係していた」という虚偽情報がネット上に拡散したのだ。
最終的に取材対象者全員が関係を否定したが、「信者が影響?」というテロップを入れ続け、取材過程を伝える番組内容だったこともあり、視聴者の誤解が広まったようだ。番組スタッフによる「だまし撃ち」的な取材の疑いも浮上し、テレビ放送に詳しい識者は「印象操作に近い」「許されない取材手法では」などと指摘している。
この放送後、SNSでは、番組を引用して「やっぱり旧統一教会が絡んでいた」などデジタル献花について否定的な内容の投稿が殺到した。
デジタル献花プロジェクト実行委は16日、公式ツイッターで、「立案者が信者」も事実ではありません。このような発信をあえてしないといけないことが残念です。》と声明を出す事態にまで発展した。
男性によると、聞きたい項目として、旧統一教会に関する内容はなかった。ところが、11日の取材当日、番組のスタッフは突然、献花と旧統一教会との関係を質問してきた。ほとんどが旧統一教会に絡む内容だった。
番組の取材に対し、男性は「虚偽が分かったわけなので、報道しない方がいい」とTBS側に伝えたという。案の定、放送された結果、虚偽情報が広がり、男性は「非常に残念だ」と悔やむ。
同社社長室広報部は文書で、「番組では『デジタル献花プロジェクトは祝福2世が発案・実行』というメッセージが、信者の間で流れていたという事実について取材を行った」と趣旨を説明した。そのうえで、取材対象者全員が否定したことを放送したと回答した。
■門田氏「大問題、BPOが扱う案件だ」 和田参院議員「角度ついてる」
元NHKアナウンサーである自民党の和田政宗参院議員は「デジタル献花プロジェクトの実行委が完全否定しても、さも信者が中核に関わったかのような流れで放送され、角度がついている。否定も肯定も補強する証拠を示さず、結論も明示せず、意図的に不十分な内容にしたかのようだ。デジタル献花について誤解をする人を増やした責任は大きい」と語った。
テレビ放送は、国民の共有財産である電波の使用免許を得ておこなっている。電波はテレビ局の私物ではない。
作家でジャーナリストの門田隆将氏は「デジタル献花について視聴者に悪い印象を植え付け、貶める目的の印象操作に近いのではないか。公共の電波を使って、一定の方向に持っていこうとしたとすれば大問題であり、放送倫理・番組向上機構(BPO)が扱う案件だと思う。(実行委に取材依頼した際)本来の取材趣旨を言わないことが事実ならば許されないことだ」と語った。(zakzak)
ネットの声
阿比留瑠比氏「BPO案件。意図的に印象操作を狙ってやっている」
門田隆将氏「スタッフは自分達のどこが問題か分っているのだろうか。国民共有の財産“電波”は私物ではない。まず放送法を読み直せ」
懲りない報道特集。ひところのアベ万能説が、統一教会万能説に代わっているのか? 統一教会が献花まで左右できるほど、力がある訳ないだろ。統一教会はカルトだが、TBSもカルトではないか?
フアクトもエビデンスもない。捏造では?
全ての民放とNHKは、電波返納してオークションかけるべき。日本国民のための公共電波を踏み滲んでいるのは、マスコミ各社。
報道特集のスポンサーってどこだ?
一旦、免許停止すべき。
私達すべてのデジタル献花参加者に向けてお詫びと訂正の報道をするべき