インフレに耐えられない…存在感増す“ヒスパニック”中間選挙を前に“支持”変化 アメリカ
アメリカでいま、人口が増え存在感を増しているのが、中南米にルーツを持つ「ヒスパニック」の人たちです。移民に寛容なバイデン政権を支持してきたヒスパニックの人たちが、中間選挙を前に、考えを変え始めています。その理由とは…。
アメリカでは近年、中南米にルーツを持つヒスパニックが急増し、人口の2割を占めるまでになっています。
今、そのヒスパニックの人たちは「バイデンは良いリーダーとは思わない」「バイデンはあまり好きではない」と口にしています。
ヒスパニックといえば、移民に寛容なバイデン政権を支持してきたはずでしたが、「何もかもが高い」「食べ物の値段? ばかげているよ」と記録的なインフレへの不満が渦巻いていました。
トランプ前大統領「トランプ政権下では、インフレのない史上最高の経済があった。バイデンと民主党が最悪のインフレを作り出した」
会場には、ヒスパニックの姿も見られました。この日、初めてトランプ集会に参加したフェルナンドさんは、これまでは民主党支持でしたが、「今回は共和党に投票しますよ。民主党は間違った方向に進んでいます」と話しました。
トランプ前大統領「全てのヒスパニック系アメリカ人を歓迎します。我々は共に、アメリカを再び輝かしい国にできる」
民主党から離れていくヒスパニックの人たち。記録的なインフレは、中間選挙を大きく左右することになりそうです。(日テレ)
トランプ氏、ヒスパニック系有権者からの支持に照準を合わせる。
2022年10月22日
「強力な国境警備への支持は、ヒスパニック系アメリカ人が何百万、何千万と我々の運動に参加している大きな理由の一つです」と、彼は観衆に語りかけた。
トランプ氏は土曜日の集会で、ジョー・バイデンの破壊的な国境開放政策の厳しい現実を強調した演説で、トランプ氏はヒスパニック系アメリカ人の間で絶大な支持を得ていることをアピールした。
彼はまた、ヒスパニック系アメリカ人コミュニティの誠実さを賞賛し、彼らの勤勉さと起業家精神を称賛した。”…彼らは共和党の真の一員になりつつあり、それは信じられないほどです…” とトランプ氏は付け加えた。