米メタがフェイスブックとインスタグラム向け、サブスクを開始
2023年2月20日
フェイスブックの親会社、米メタ・プラットフォームズは19日、フェイスブックと画像共有アプリ・インスタグラムで、サブスクリプション(継続課金)有料サービス「メタ・ベリファイド」を開始すると発表した。
電子メールで配布した資料によれば、料金は月額11.99ドル(約1600円、「iOS」アプリで購入した場合は14.99ドル)。コンテンツクリエーターを主な対象とするサービスには、アカウントが本物であることを示す認証バッジ付与のほか、積極的なアカウント保護とアカウントサポートへのアクセス、人目に触れやすくするビジビリティーの向上、リーチの拡大も含まれる。
認証バッジ付与に当たっては、公的身分証明書による本人確認をユーザーに求める。今週中にオーストラリアとニュージーランドでサブスクの試験提供を始めるという。
米ツイッターもオーナーのイーロン・マスク氏の方針に従って「ツイッターブルー」を開始し、有料会員に認証マークを付与しており、ソーシャルメディアはビジネス多角化の手段として、サブスクサービス導入に動いている。収入のほぼ全てを広告に依存するメタにとっても、より着実な収入源になり得る。
ザッカーバーグはTwitterを真似:月12ドルで認証され、青いバッジを受け取ります。
イーロン・マスク氏「必然だ」
Inevitable
— Elon Musk (@elonmusk) February 19, 2023
ザッカーバーグ「おはようございます。メタ・ベリファイドは、政府発行のIDでアカウントを確認し、青いバッジを取得し、自分を装うアカウントからの保護を強化し、カスタマーサポートに直接アクセスすることができるサブスクリプションサービスです。
この新機能は、当社のサービス全体の信頼性と安全性を高めるためのものです。メタ・ベリファイドは、ウェブ版で月額11.99ドル、iOS版で月額14.99ドルからご利用いただけます。今週中にオーストラリアとニュージーランド、そして近日中に他の国でもサービスを開始する予定です」