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<疑惑が公になる時36>武漢研究所、遺伝子操作でヒトへの感染力を強める実験を計画していた/ウイルスの遺伝子を操作し変種を作り、洞窟に放ちコウモリが感染する様子を観察、ウイルスが人間にもたらすリスクを評価しようと計画していたことが明らかに(newsweekjapan)

covid19(コロナ)

武漢研究所、遺伝子操作でヒトへの感染力を強める実験を計画していた

2021年9月24日

<アメリカの非営利研究機関に協力するかたちでコロナウイルスの感染力を高め、「ヒトへのリスク」を特定することを目指していた>

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生する2年足らず前に、中国・武漢ウイルス研究所の科学者たちが、コロナウイルスの遺伝子を操作して人間への感染力を高め、それをコウモリの生息する洞窟に放つ計画を立てていたことが分かった。

新型コロナウイルスの起源調査に取り組んでいる科学者や活動家のグループが公開した、数多くの文書の中から、このような計画が提案されていたことが分かった。米ジョンズ・ホプキンズ大学によれば、世界ではこれまでに、新型コロナに感染した470万人が死亡している。

問題の研究計画は、米非営利研究機関「エコヘルス・アライアンス」(ピーター・ダザック代表)が米国防総省傘下の防衛先端技術研究計画局(DARPA)に提案して、研究の助成を申請したものだ。武漢の研究者たちは、計画の「パートナー」として提案文書に記載されていた。同文書には、計画の「準備は順調に進んでいる」と記されていたものの、DARPAは研究の助成を拒否。その後、計画がどうなったのかは分かっていない。

だがこの計画の存在が明らかになったことで、パンデミックについて武漢ウイルス研究所が果たした役割をめぐる議論が、さらに活発化するのは確実だろう。中国政府は、ウイルスの発生源は生鮮市場だという主張を変えておらず、武漢ウイルス研究所からの流出を示唆する声に強い不快感を示している。

アマチュア調査チーム「DRASTIC」が文書を公開

それでもますます多くの科学者や、ジョー・バイデン米政権をはじめとする世界各国の政府は、ウイルスが同研究所から流出した可能性を排除することを拒んでおり、中国に対して、国際的な科学調査に全面的に協力するよう求めている。

こうしたなか、中国政府の公式見解に懐疑的な見方を主導してきたDRASTIC(新型コロナ感染症に関する分散型の先鋭匿名調査チーム)が、今週に入って複数の文書を公開した。ニューズウィークでは、この文書の検証を行えていない。

パンデミックの発生以降、20人以上にのぼるDRASTICの調査員(多くは匿名)たちは、複数の国で独自に調査を行ってきた。彼らはこれまで注目されていなかった文書を発掘し、さまざまな情報をつなぎ合わせ、その全てを公開してきた。そうする中で、彼らの調査活動は徐々に、プロの研究者やジャーナリストたちに高く評価されるようになってきている。

米ラトガーズ大学の教授(化学および化学生物学)でワクスマン微生物研究所の実験施設主任でもあるリチャード・エブライトは、DRASTICが新たに公開した複数の文書から分かった計画の存在についてツイートし、国際社会はこのニュースに怒りの声をあげるべきだと主張した。

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公開された複数の文書からはは、研究者たちがコロナウイルスの遺伝子を操作して変種をつくり、それを複数の洞窟に放ってコウモリが感染する様子を観察して、それらのウイルスが人間にもたらすリスクを評価しようと計画していたことが明らかになった。

DRASTICは9月21日にウェブサイトに行った投稿の中で、公開した複数の文書は、匿名の内部告発者から提供されたものだと説明。文書には、エコヘルス・アライアンスが武漢ウイルス研究所と「協力」して、「ヒトに感染するコウモリコロナウイルスの危険な先端研究を行おうと」計画し、DARPAに研究資金の助成を要請したことが記されていたという。

DARPAは米国防総省傘下の研究機関であり、そのPREEMPT(病原性脅威発生の予防)プログラムを通じて「感染症の脅威から軍を守る」ことが使命の一つだ。

DRASTICは、エコヘルス・アライアンスがDARPAに研究費支援を要請する文書の中で、「武漢ウイルス研究所が集めた、致死性の高いコウモリコロナウイルスのキメラウイルスを、実験用マウスに注射する研究を提案」していたと指摘した。(newsweekjapan:記事続く、全文は下記より)

武漢研究所、遺伝子操作でヒトへの感染力を強める実験を計画していた
<アメリカの非営利研究機関に協力するかたちでコロナウイルスの感染力を高め、「ヒト...

武漢研究所で生きたコウモリを飼っていたことが豪スカイニュースにスクープされたが、ピーター・ダザックは当初コウモリがいたことを否定した(6/14)

ジャストイン-新しい映像は、武漢バイオラボが施設内に生きたコウモリを飼っていたことを示しており、データは、ウイルスが表面化したときに15,000を超える実験ファイルが「消えた」ことを示している。

オーストラリア、スカイニュースキャスター、シャリ氏のツイート

武漢ウイルス研究所は生きたコウモリを檻の中に入れていた。施設内からの新しい映像が明らかになった。 これは、提案が「陰謀」であると主張したピーター・ダザックのような世界保健機関の調査官からの否定を反証する。

世界保健機関の調査官ピーター・ダザックは当初、この削除されたツイートでWIVにコウモリがいたことを否定した。別のツイートでは、彼はそれを陰謀説と呼んだ。

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WHOの報告書は、武漢ウイルス研究所にコウモリがいたことについて言及していなかった-そして調査チームは調査しなかった!

武漢実験室の出資者ダスザック氏がファウチに「実験室のリーク説を否定したことに感謝の意を表明したメール」が流出

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