岸田首相 オミクロン株で「知見はっきりするまで慎重な対応を」
12/23(木)
岸田首相は、東京都内で講演し、新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株に感染した人が日本でも増えていることをめぐり、「160人超となった我が国の感染者のうち、重症者はまだ出ていない。とはいえ、情報はまだ断片的で、オミクロン株に対する知見がはっきりするまで慎重の上にも慎重な対応をとっていく」と語りました。
また、きのう国内で初めてオミクロン株の市中感染が確認されたことにも触れ、「我が国は水際対策によって得られた時間的余裕を使って予防・検査・早期治療という一連の流れを強いものにしていく取り組みを加速してきた」と強調しました。
首相「やりすぎのほうがまし」“市中感染”初確認で対策徹底へ
2021年12月23日 12時10分
新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株の市中感染とみられる感染者が大阪府で初めて確認されたことを受け、岸田総理大臣は検査体制の充実や病床の確保など、今後の感染拡大に備えた対策を徹底する考えを強調しました。
岸田総理大臣は都内で開かれた経済関係者らの会合であいさつし、新型コロナへの対応について「未知のウイルスだからこそ、リソース=資源を集中投入する。危機のときにはトゥーレイト・トゥースモールより、拙速、やりすぎのほうがましであるという考え方に基づいて取り組んでいる」と述べました。
オミクロン株入院リスク「遥かに低い」 英と南アで相次ぎ公表
オミクロン株入院リスク「遥かに低い」 英と南アで相次ぎ公表 https://t.co/9uyLtPCG0E
一方、英研究チームは17日公表した論文で「重症化や入院のリスクに関しオミクロン株とデルタ株に違いがあるとの証拠はない」と指摘。WHOは「結論に達するには時期尚早だ」ともしている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 23, 2021
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」がもたらすリスクについて、英エディンバラ大と南アフリカ国立伝染病研究所(NICD)の研究チームがそれぞれ、「感染者が入院に至るリスクは従来の変異株よりもはるかに低い」とする研究結果を公表した。米欧メディアが22日伝えた。
エディンバラ大の研究は英スコットランドの540万人分のデータに基づく。オミクロン株感染による入院リスクは、デルタ株と比べて3分の2低かった。これとは別にNICDのチームが南アフリカのデータを基に公表した研究は、オミクロン株感染による入院リスクはデルタ株を含む他の変異株に比べて70~80%低いと指摘。スコットランドと同様の傾向が示された。
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