ポンペオ氏、バイデン司法省のトランプ邸の強制捜査を批判「司法省/FBIの政治的武器化は恥ずべきものだ！司法長官は250年の慣行が、なぜ覆されたのか説明すべき」

FBI によるトランプの敷地への強制捜査は、数年前のクリントンの扱いとはまったく対照的である

2022 年 8 月 8 日　法律専門家は、特にヒラリー・クリントンの弁護士が機密資料を彼の金庫に保管しなければならなかったのに、FBI が家宅捜索を実施し、召喚状を使用しなかった理由を疑問視。

機密文書を求めて、FBI がマー・ア・ラゴのドナルド・トランプの屋敷を強制捜査したというこれまでの公式声明は、ヒラリー・クリントン国務長官の電子メールについて同様の疑問が生じた 7 年前に FBI と司法省が取った行動とは対照的である。

2015 年の夏、私的メール疑惑で、ニューヨーク州チャパクアにあるクリントン夫人の自宅への襲撃はなかった。実際、元国務長官の弁護士であるデイビッド・ケンダルは、彼女の受信トレイのアーカイブのサムドライブを保管することを許可されていた。

結局、ヒラリーは起訴されることはなかった。当時の FBI 長官ジェームズコミーは、機密扱いの電子メールの扱いは無謀だと宣言したにもかかわらず、司法省に強制捜査をすることを拒否した。

著名人が関与した 2 つの事件の扱いが異なることから、月曜日の夜、FBI が政治的な二重基準に従って行動しているとの告発が即座に行われた。

レーガン司法長官エド・ミースの元首席補佐官である保守派のラジオとテレビの司会者マーク・レビンは、月曜日にフロリダ州にあるトランプの自宅とオフィスへの強制捜査を「国が後援する前代未聞の無法行為」と呼んだ。

「トランプ前大統領のフロリダの家へのバイデン政権の襲撃は、私たちの共和国に対する大胆な攻撃です。民主党は私たちを第三世界に引きずり込んでいます」とレビンのツイートは付け加えた.

バイデンに投票したが、弾劾時にトランプを擁護した生涯の民主党員であるハーバード大学の法学名誉教授であるアラン・ダーショウィッツは、トランプがフロリダにさえいなかったことを考えると、家宅捜索は異常であると述べた。大陪審の召喚状の方が適切だった、と彼は言った。

大統領の息子であるエリック・トランプは、FBIがトランプのスタッフに、国立公文書館が機密扱いで紛失していると信じている文書を探していると言ったことを確認した。

彼は、FBIが金庫を割ったが、何も見つからなかったと言った。エリック・トランプ氏は、FBIが書類の入った箱を中身を見ずに取り除いたと述べた。

トダーショウィッツ氏は、「我々が知らない証拠がない限り、これは不適切であり、不正行為である」と、月曜日の夕方にニューズマックスに語った。

FBI raid on Trump compound stands in stark contrast to Clinton treatment years earlier

Legal experts question why FBI conducted raid and didn't use subpoena, especially when Hillary Clinton's lawyer got to hold classified materials in his safe.

ポンペオ前国務長官

元大統領に対する令状執行は危険だ。司法省/FBIの明らかな政治的武器化は恥ずべきものである。司法長官は、250年にわたる慣行がなぜこの襲撃で覆されたのか説明しなければならない。ベンガジ事件ではヒラリーが、機密情報を持っていたことを証明したが、彼女の家宅捜索はしていない。

Executing a warrant against ex-POTUS is dangerous. The apparent political weaponization of DOJ/FBI is shameful. AG must explain why 250 yrs of practice was upended w/ this raid. I served on Benghazi Com where we proved Hilliary possessed classified info. We didn’t raid her home

— Mike Pompeo (@mikepompeo) August 9, 2022

ベンガジ事件

2012年アメリカ在外公館襲撃事件：アメリカ合衆国で作成された映画”Innocence of Muslims”（イノセンス・オブ・ムスリム）がイスラム教を侮辱するものとして、これに抗議するためエジプトやリビアなどアラブ諸国のアメリカの在外公館が次々に襲撃された事件。一連の襲撃事件で、2012年9月11日、リビアの東部ベンガジにあるアメリカ領事館ではクリストファー・スティーブンス駐リビア大使ら4人が殺害された。

オバマ政権は当初、米領事館襲撃の背景を前述のイスラム教を冒涜する映画が原因で反米デモが各地で発生し、それがエスカレートした結果だとの見解を示した。

しかし、翌年に米マスコミに政府関係者からリークされた情報によって、領事館襲撃の実行部隊はアルカイダとつながりのある地元組織で、襲撃場所やタイミングは綿密に計画されていたことや、襲撃事件前から現地スタッフが警備の強化を要請し続けたにもかかわらず、クリントン氏が当時トップに君臨していた国務省が対応を怠っていた疑惑などが浮上。クリントンやオバマ政権がこの問題ではっきりとした決着をつけないまま、現在に至る。