ワクチン接種のコールセンター業務 パソナの再委託会社が『契約のオペレーター数を虚偽申告』約10億円の過大請求
2/10(金)
2月10日、兵庫県西宮市は新型コロナワクチン接種のコールセンター業務において、委託先のパソナから再委託されていた会社が契約していたオペレーター数に対して実際に稼働していた数を虚偽申告していたことが判明したと明らかにしました。
西宮市によりますと、市は総合人材サービスのパソナにおととし3月からコールセンターの業務委託を始めたということですが、契約開始の当初から契約の席数が確保されていない状態で、コールセンターの運営が行われていたということです。
最も少ない月で1日50席分オペレーターを配置すべきところを19席分ほどしか設置していなかったということです。さらに看護師資格を持つスタッフを一人は常時在席させる契約でしたがこれも守られていませんでした。
委託を受けたパソナはテレマーケティング事業を行う「エテル」(本社:大阪市)に業務を再委託していたということですが、大阪府枚方市より稼働しているオペレーターの席数について疑義があるとの指摘を受け調査したところ、契約しているオペレーターの席数に対して実際に稼働をしている席数が不足していたことが判明、エテルが実際に稼働している席数を虚偽申告していたということです。
西宮市の場合、実際に稼働をしていた数との差額費用は約4億5000万円に上るということで、市は委託先のパソナに返還を求めています。
パソナによりますと、エテルからの虚偽報告は西宮市のほかに、大阪府吹田市、枚方市でも確認されていて、期間は2021年3月~2022年12月ごろまで、費用は約10億8000万円に上るということです。(MBS)
ネットの声
パソナは多岐に渡り行政に食い込んでいるな。他にもあるのでは?
こうした税金を使う公共の仕事に関してはピンハネ中抜きを罰則付きで禁止すべきだ。
コロナ関連に群がって甘い汁を吸う人たち。合法でも違法でも。とにかく儲ければなんでも良いという発想、本当に許せない。
とにかく行政は信頼できる、つまり大きな会社に委託すれば良いと思っている。その会社の信頼度を自らチェックしなくとも市場のチェックが行き届いているからと考えている。ところが実態はこんなものだ。
パナソは今後一切出入り禁止にすべき。この行為は詐欺に近い。それを見逃したパナソも同罪だ。
悪質ですね。大手企業が受注を下請けに廻し、自分たちだけが甘い汁を吸う。
エテルにも責任があるが、委託したパナソが全責任を負うべき。金を返還するだけでなく、大阪の各市は賠償金を請求すべきだ。行政の信頼に多大な影響を与えた。
コロナ関連はこんなのばっかりだろ。ザルすぎるんだよ。
電通の給付金委託問題もあったが、人材派遣業が再委託していたのは驚いた。広告代理店同様、この業界も丸投げピンハネ業界の代表格だな。
日本人はあまりにも政府や政治に対して、甘すぎる。あまりにも国民が甘えすぎであり他人任せだ。
パソナや電通に業務委託すればピンハネされた貧しい労働者が増え、 行政機関はピンハネ分コストは多くかかる。 それをわかっていながら委託する行政機関こそ問題だ。
職安を全国的に減らし人材派遣会社を作らせ、非正規労働者を多く作り、賃金を下げ、正規と非正規の二層格差社会を作り、労働者の仕事斡旋業で、賃金をピンはねし人材派遣業がもうける構造は誰が作った?!
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