エプスタインのプライベートカレンダーに、CIA長官やゴールドマンのトップ弁護士など著名人の名前が掲載される
CIAのウィリアム・バーンズ、ゴールドマンのキャサリン・ルエムラー、ノーム・チョムスキー、バード大学の学長、キッシンジャーのコンサルタント、ロスチャイルド。彼らは皆、有罪判決後の数年間、ジェフリー・エプスタインと会っていたことが文書で明らかになっています。
CIA's William Burns, Goldman's Kathryn Ruemmler, Noam Chomsky, the president of Bard College, a Kissinger consultant and a Rothschild. They all met with Jeffrey Epstein in the years after his conviction, documents show. https://t.co/Kj7iFC2P9v
— The Wall Street Journal (@WSJ) April 30, 2023
2023年4月30日
国のスパイ長官、長年の大学学長、金融界のトップ女性。ジェフリー・エプスタインが性犯罪者として有罪判決を受けた数年後に関係した人々の輪は、彼のスケジュールを含む文書の山によると、これまで報告されていたよりも広い。
ジョー・バイデンにより中央情報局(CIA)長官に指名されたウィリアム・バーンズ氏は、国務副長官だった2014年にエプスタインと3回の会合を予定していたことが、文書で明らかになった。彼らはまずワシントンで会い、その後バーンズ氏はマンハッタンにあるエプスタインのタウンハウスを訪れた。
エプスタインのプライベートカレンダーにCIA長官が連絡先として記載されている。
バラク・オバマ大統領の下でホワイトハウスの顧問弁護士を務めたキャサリン・ルエムラー氏は、ホワイトハウス勤務後、2020年にゴールドマン・サックス・グループのトップ弁護士になるまでの数年間、エプスタイン氏と何十回となく会合を持った。
ジャーナル紙の報道によると、バード・カレッジのレオン・ボットスタイン学長がエプスタインにキャンパスを訪れるよう依頼し、エプスタインは数人の若い女性を連れてきたと伝えられている。
さらに、2015年に著名な教授で政治活動家のノーム・チョムスキーは、エプスタインのマンハッタンのタウンハウスへ一緒に飛んで夕食をとることになっていた。
一方、訪問者記録では、エプスタインが当時のビル・クリントンのホワイトハウスを約17回訪問し、そこで初めて会ったのは1993年のクリントン就任の1カ月後だったと伝えられている。