マスク氏「共和党に投票を」 米中間選挙前日に異例の投稿
2022/11/8
米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7日、米中間選挙について「(野党である)共和党への投票を勧める」とする見解を表明した。大きな発信力を持つ交流サイト(SNS)運営会社トップが8日に迫る投開票の前日に支持政党を明言するのは異例だ。
マスク氏は「無党派層へ」と題するツイートで、現在は与党・民主党のバイデン氏が大統領を務めていることから、議会選挙では共和党を後押しすることで「両党の最も悪い行き過ぎが抑えられる」との持論を展開した。「実際に誰に力を持たせるべきか決めるのは無党派層だ」とも強調した。
自身については無党派だとした上で「今年までは全て民主党に投票していた」と説明。「将来的には民主党にまた投票する可能性がある」とも表明した。(産経)
マスク氏のツイート
無党派層の有権者へ
権力の共有は両党の最悪の行き過ぎを抑制する。したがって、大統領職が民主党であるならば、共和党の議会に投票することをお勧めする。
筋金入りの民主・共和両党は決して反対側には投票しないので、実際に主導権を握るのは無党派層の人々なのです
Hardcore Democrats or Republicans never vote for the other side, so independent voters are the ones who actually decide who’s in charge!
— Elon Musk (@elonmusk) November 7, 2022
はっきり言って、私の過去の所属政党は無所属で、実際の投票履歴は今年まで完全に民主党だった。
そして、将来的に再び民主党に投票するという考えにも前向きだ
And I’m open to the idea of voting Democrat again in the future
— Elon Musk (@elonmusk) November 7, 2022