バイデン氏、私邸からさらに5枚の機密文書 ずさんな情報管理、次期大統領選にも影響か
2023年1月15日
米ホワイトハウスは14日、東部デラウェア州のバイデン大統領の私邸から、新たに5枚の機密文書が見つかっていたと発表した。ずさんな情報管理が次々と明らかになっており、2024年の次期大統領選への出馬に意欲を見せてきたバイデン氏への批判は高まる一方だ。
野党の共和党は、バイデン氏やホワイトハウスが中間選挙前に不祥事を公表しなかったことに対しても批判を強めている。(東京新聞)
バイデン氏の機密文書問題、トランプ氏と「平等な扱いを」…共和党
2023/01/16
米国のバイデン大統領の事務所や私邸で機密文書が見つかった問題で、共和党議員は15日、公表が遅れたことを「不透明だ」などと相次いで批判した。以前にはトランプ前大統領も同様の問題が発覚しており、共和党はバイデン政権に対し、両氏の問題への対応の違いについて追及する構えだ。
米共和党のジム・ジョーダン下院司法委員長は15日、FOXニュースの番組で「透明性が欠如している。ホワイトハウスは透明だと言っているが、正反対だ」と批判した。同委は問題の調査をすでに始めている。
ジョーダン氏は、中間選挙前の昨年11月2日に文書が見つかったことに触れ、「国民は1月9日に報道があるまで知らなかった。トランプ氏は中間選挙前に自宅を捜索されている。二重基準だ」と訴えた。
共和党のジェームズ・コマー下院監視・説明責任委員長も15日、CNN番組で「中間選挙の前に、バイデン氏側はトランプ氏に特別検察官を立てた。政治的なもので、偽善だ」と指摘した。両氏の問題で「平等な扱いを求める」とも強調した。(読売新聞)
政治的嵐が影を落としている。
大統領、悪いことをしていないと言い切れるか?
去年の11月、それから1ヶ月経ってから機密文書を発見したと発表した。
ホワイトハウスは慎重に言葉を選んでいるが、透明性を求める厳しい声に先手をうとうとしているように見える。
下院共和党は独自の調査を始めた。(世界のトップニュース:NHK1/16)