環境活動家グレタさん ノルウェーのデモで一時拘束
[2023/03/02 19:59]
スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんがノルウェーでデモに参加中、警察に一時拘束されました。

グレタさんは1日、ノルウェーの首都オスロで先住民族「サーミ」の権利保護を訴えるデモの最中に2度、警察に拘束され、その後、解放されました。
デモ参加者は巨大な風力発電機の見た目や音がサーミが放牧するトナカイを怖がらせていると主張し、151基の風力タービンを牧草地から撤去するよう訴えていました。
ノルウェーの最高裁判所は2021年、こうした風力タービンを稼働させている風力発電所がサーミの権利を侵害しているという判決を出しましたが、発電所は現在も稼働しています。
グレタさんはロイター通信の取材に対して「本当の犯罪を犯しているのは人権を侵害しているノルウェー国家であることを明らかにしたい」とコメントしています。

グレタ・トゥーンベリ、警察に拘束
グレタ・トゥーンベリ、ノルウェー警察に拘束される

🚨BREAKING: Greta Thunberg detained by police in Norway.
— Benny Johnson (@bennyjohnson) March 1, 2023
釈放されたのは、もちろんマスコミのために演出された短期間の逮捕だった。グレタ・トゥーンベリは、ノルウェーで他の活動家と一緒に、サーミに影響を与える風力発電所に抗議するため、自分の体を鎖でつないでいます。

Having been released from her brief arrest, which was of course entirely staged for the benefit of the press, Greta Thunberg joins other activists in Norway to chain themselves up in protest of wind farms affecting the Sami. pic.twitter.com/vAMZcRWFZJ
— Catch Up (@CatchUpNetwork) March 1, 2023
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