インドのデリー高裁は、個人の性別の認識は『自認』で足りることを公式に認める／「性的移行するための外科的処置を受けることは不必要であり、個人の権利を侵害する」

ポリコレ

2023/2/20

デリー高等裁判所が、パスポートの性別表示を変更するための「自己同定」条件を実施する命令を可決した

2月17日

10代の少年をレイプした罪で有罪判決を受けたトランスジェンダーのサチュウ・サムソンの有罪判決で、ジャーナリストのサンダーは、サムソンが女性刑務所に拘留されている間、警察にサムソンの「尊厳と名誉」を守るよう命じたことは、女性受刑者の尊厳と名誉を無視することを意味すると指摘した。

サンダーは、女性受刑者が “一般の同年齢の女性よりも20倍も自殺で死亡したり、自殺の傾向に苦しんだりする確率が高い “ことを紹介した。

サンダーは独立した活動に加え、女性と少女の性に基づく権利を守るためのボランティアによる世界的組織、Women’s Declaration Internationalのインドの窓口も務めている。

サンダーは、デリー高等裁判所が、パスポートの性別表示を変更するための「自己認定」条件を実施する命令を可決したことを取材した。

この判決は、個人が異性として識別するために医療介入を必要としないこと、法的文書を変更することを公式に定めたものだ。

裁判所は、”性的移行を反映するための外科的処置を受けることに関して、不必要であり、個人の選択を侵害する “とした。(REDUXX)

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