メディア報道が自粛に影響、7割 信頼度、トップは新聞
公益財団法人「新聞通信調査会」(西沢豊理事長)は23日、全国の18歳以上を対象にしたメディアに関する世論調査の結果を公表した。新型コロナウイルス禍で外出自粛などの行動に何が影響を与えたか尋ねたところ、約7割が「メディアの報道」を選んだ。情報の信頼度は、新聞がトップだった。
調査は2008年から毎年実施。20年10月30日~11月17日、住民基本台帳から抽出した5千人を対象にし、3064人が回答した。
コロナ禍で行動に影響を与えたものを複数回答で尋ねると、「新聞やテレビなどメディアの報道」が68%で最多。「国の発表や要請」が59.1%だった。(共同)
事実はこれ
「哀れ新聞、過去最多「年間270万部」減/朝日は創業以来の大赤字」
3年間で読売1紙分700万部超が消失。紙離れ一段と加速、いよいよ「底」が見えた?
2021年2月号 BUSINESS新型コロナウイルスの猛威で暮れた2020年だが、この1年間で新聞離れは一段と加速した。日本新聞協会が同年末に公表した10月現在の新聞総発行部数(加盟日刊116紙)は3509万1944部と、前年に比べ271万9304部、7.2%の過去最大の減少となった。このペースで落ち込みが続けば6年半足らずで半減してしまう計算だ。新聞社の主柱である紙の新聞の行く末がはっきり見えてきたと言えよう。(facta)
事実はこれ2
国内メディアへの信頼:日本において国内ニュースを信頼している人の割合は、10人に4人未満の37%という結果になり過去5年間で約10%低下しています。ニュースメディアへの信頼は世界的に低下し続けており、コロナウイルスの流行後、ニュースに対する全体的な信頼レベルが過去最低となりました。(media-innovation)
赤字をコロナのせいにする「天下の」朝日新聞
朝日新聞社が30日発表した2020年9月中間連結決算は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、売上高が前年同期比22・5%減の1390億9千万円、営業損益が92億9100万円の赤字だった。
参考記事
http://totalnewsjp.com/2021/01/22/texas/