バイデンは賭けに負けた
バイデンが300人の「大観衆」の前でスピーチした日に、このスピーチは悪手、バイデン民主党は中学校の学級会以下だと書きましたが、結果はそれ以下でした。
バイデンは、共和党=悪のイメージを植え付けようとし、国民の半数に宣戦布告しました。完全にアメリカを分断させたのです。
バイデンのスピーチ要旨は以下のとおりですが、まさに「おまいう」です。
トランプとMAGA共和党は民主主義は過激主義だ。トランプMAGA共和党はアメリカを後退させている。権威的なリーダーを崇拝し、政治暴力を煽り、正義の脅威、この国の魂の脅威だ。法を守らない、選挙結果を否定している。
その反面、インフレ、国境破壊、犯罪、中国、教育、ガソリン価格といった国内問題には全く触れませんでした。
共和党全国委員会
バイデンが言及した回数「国境移民:0、犯罪:0、インフレ:0、サプライチェーン:0、ガソリン価格:0、中国:0、教育:0、軍事:0、フェンタニル:0、共和党:16回」
Number of times Biden mentioned…
Border: 0️⃣
Crime: 0️⃣
Inflation: 0️⃣
Supply chain: 0️⃣
Gas prices: 0️⃣
China: 0️⃣
Education: 0️⃣
Military: 0️⃣
Fentanyl: 0️⃣
Republicans: 1️⃣6️⃣Priorities?
— RNC Research (@RNCResearch) September 2, 2022
その反面、1月6日の暴動:2回、反乱:3回、トランプ大統領:3回、共和党は過激主義:7回、MAGA共和党:13回、共和党支持者について16回言及しました。
つまりはバイデンのこのスピーチは、主要な国内外問題に対してどう対処していくのかではなく、共和党を攻撃するための政治的なスピーチでした。それは、アメリカ大統領の演説ではなく民主党の党首としてのスピーチだったのです。
共和党全国委員長は、怒りに震え、共和党の下院院内総務(代表)はバイデンに謝罪せよと発表しました。
「怒り。分断的。政治的。頑固。失敗」
このスピーチが失敗だったことの何よりの証拠は、左派メディアさえもこのスピーチを「あまりに政治的だ」と受け入れず、バイデン自身が翌日に撤回したことです。
1.左派メディアは、極左のCNNとMSNBC以外はこの放送を拒絶した。
2.バイデンは翌日にこの発言を撤回した。
バイデン、米国への「脅威」を撤回。トランプ支持者をアメリカに対する過激派の脅威と非難した翌日、大統領は攻撃を撤回した。
Biden backtracks on ‘threat’ to America
One day after condemning Trump supporters as an extremist threat to America, the president has walked back his attack
Learn more: https://t.co/7y6sIZCyFf pic.twitter.com/HNZiyiuoSg
— RT (@RT_com) September 2, 2022
なぜ、ここまで愚かなスピーチをしたのか?それは約1ヶ月前にFBIにトランプ邸を襲撃させた理由と全く同じです。
捜査状況はまだ明らかではなく、捜査内容も詳細はわからないが、目的だけははっきりしている。
トランプ邸をFBIが捜査した目的は2つ。
1.トランプ大統領を貶め、トランプ共和党の人気をフェイクニュースの宣伝により下落させ、中間選挙で勝利しその先の2024年の大統領選挙でも勝利しようと目論んだことだ。
捜査した時、金庫には何もなかったとエリック・トランプ氏が言っていたが、バイデン司法省はそんなことはどうでも良いのだ。
証拠があろうがなかろうが、そんなことはどうでも良いのだ。FBIが前大統領を捜査したという話題、これに左派メディアが飛びつき大々的に宣伝し、情弱が騙され共和党の支持が減るということが目的なのだ。
2.もう一つ、共和党は中間選挙で上下院を奪還したら、バイデン一家や民主党の1.6調査委員会や公聴会のフェイクを徹底的に追及する。さらに、コロナで越権行為をした民主党政権下のファウチに対しても徹底追及すると公言している。
もし、議会を奪還されれば、今度はおのれらが裁かれる側になるからだ。
よってバイデン民主党は何がなんでも中間選挙で議会の過半数を取らなければならない。
追い詰められた民主党は、以上2つの理由により大統領経験者の私邸を捜査した。
バイデン司法省の暴挙、FBIのトランプ邸捜査の目的「バイデンが支持率低迷の果てに、ついに禁じ手」「証拠があるかはどうでもいい。捜査自体が目的なのです」(TNW)【アメリカがいよいよ腐ろうとしています。バイデン政権の暴挙の目的を書きました】 バイデン民主党司法省FBIが、ついに大統領経験者の私邸を家宅捜索するという暴挙に出た目的 バイデ...続きを読む
FBIの襲撃の正当性は今になっても出てきていません。それどころか、司法省は証拠を出すことを拒み、裁判所が出させた宣誓供述書は黒塗りされ、トランプ陣営が求めた第三者の調査さえも拒否しています(現在判事はトランプ陣営の要請を受け入れるとみられています)
さらに、押収した書類に「核文書」はなく、機密書類と書かれた箱は空だったという報道もあります。
さらに、この状況を見て、ザッカーバーグは民主党を裏切り、FBIの要請で検閲をしたと認めました。
これは来る中間選挙以降、議会が共和党に奪還され宣誓供述の元に証言をさせられると考えたことだと言われています。
FBIの襲撃が不発どころか、世論の大きな批判を買い、追い詰められた民主党は次の禁じ手を使ったのです。
積極的ににスピーチをしたというよりも、アメリカの半数を占める共和党支持者を敵にするという、賭けをするしかなかったのです。
そしてこの賭けも失敗ではなく、大失敗に終わり、賭けに負けました。ツイッターでも何回か言いましたが、これは民主党の断末魔です。
民主党は中間選挙で大敗し、ガーランド、マヨルカスはもちろん、ハンター、ペロシ、ファウチ、そしてバイデンさえも議会に召喚される可能性があります。当然の結末です。